top of page
特許証Header 72dpi.png

胚盤胞 blastocyst が将来、生児になるのかならないのかの確率を人工知能「AI」で算出します。

画像をクラウドにアップロードするだけ。ただちに結果を0〜1の間の確率の値でメールでお返しします。1に近い数値であるほど、生児獲得の可能性が高いということです。

各画像の評価は数値なので、胚細胞の良し悪しの順序がわかります。高い値の胚細胞から子宮内へ戻すとより効率的に生児獲得ができると思われます。用いるのは画像だけなので、その胚盤胞には侵襲はありません。直ちに算出される確率値を参考にして胚盤胞のAIによる優劣順序を知ることができます。

本システムのご利用には、インターネットさえあれば他の特別な設備投資は不要です。

培養された受精卵画像が対象ですから、利用者は医師あるいは研究者になります。一般の方はご利用できません。

1)胚盤胞画像と臨床因子データ(母体年齢など)の両方を用いて生児になるのかならないのかについてAIで確率を示します。(日本国特許出願中)

​最新の成績は下記の通りです。

正診率 0.753

感度 0.724

特異度 0.763

AUC; 0.797

YouTubeでの説明

Miyagi Y, Habara T, Hirata R, Hayashi N. 

Predicting a live birth by artificial intelligence incorporating both the blastocyst image and conventional embryo evaluation parameters.

Artificial Intelligence in Medical Imaging. 1(3):94-107, 2020.

DOI: 10.35711/aimi.v1.i3.94

2) 年齢区分別;患者さんの該当する年齢に応じて生児になるのかならないのかについてAIで確率を示します。(日本国特許番号 6468576)

概ね37歳以上の方の胚盤胞での予測が正診率は高いです。年齢が高いほど予測精度があがります。(精度は良くなりますが、当然ですが良好胚盤胞と認定される可能性は低くなります。)

YouTubeでの説明

Miyagi Y, Habara T, Hirata R, Hayashi N. Feasibility of deep learning for predicting live birth from a blastocyst image in patients classified by age
Reprod Med Biol. 2019; 18(2):190-203.
https://doi.org/10.1002/rmb2.12266

Miyagi Y, Habara T, Hirata R, Hayashi N. Feasibility of predicting live birth by combining conventional 

embryo evaluation with artificial intelligence applied to a blastocyst image in patients classified by age. 

Reprod Med Biol. 18:344–356, 2019.

https://doi.org/10.1002/rmb2.12284

3) 染色体異常流産予測;妊娠成立後に、元々の胚盤胞画像に立ち返り、生児獲得になるのかあるいは異数体 aneuploid にて流産になるのかについてAIで確率を示します。(日本国特許番号 6422142)

Feasibility of artificial intelligence for predicting live birth without aneuploidy from a blastocyst image.
Reproductive Medicine and Biology. 2019; 18(2):204-211.
https://doi.org/10.1002/rmb2.12267

 (2018年 ESHRE2018, Spain にて発表)

2019年5月末日時点では、上記論文よりも成績は向上しており、

正常児獲得か染色体異常による流産なのかの予測はDeep learningを用いて

正診率 0.719

感度 0.700

特異度 0.741

陽性適中率 0.75

陰性適中率 0.690

AUC; 0.738 ± 0.066 (SE), 95% CI; 0.609 - 0.866

を達成しています。(2019年日本生殖医学会、日本女性医学会で発表。)

本システムは医療機器としてではなく、研究用機器の扱いで利用をお願いします。厚労省を始め管轄行政機関からの通達によれば、算出された確率は医師によって総合的に判断していただくための情報としてのご利用が可能です。臨床的に使用するかどうかは主治医の判断と責任で行なってください。

金額;画像1枚あたりあるいは期間を決めて定額というどちらでも契約にしようと思っていますが金額は未定です。困っている患者さんのことを鑑みてご負担の少ない金額にするつもりです。

ご利用になりたい医師の方はMedical Data Laboへメールをお願います。

2019/11/30 Medical Data Labo

bottom of page